介護職はキツイ上に低賃金な仕事というイメージがあります。実際に介護職の平均賃金が目に見えて低いということは無いのですが、仕事の負担の多さに割が合わないということから低いというイメージができてしまったのでしょう。とはいえ介護職の給与が高くはないということは事実です。給与をアップするにはどうすればいいのでしょうか。
いますぐできる方法が、夜勤で働くということです。ほとんどの介護施設では夜勤シフトを行っています。そして夜勤では時給が割増しになったり、残業手当を貰えたりと給与が増える場合がほとんどです。中には同じ労働時間で高い給与を得ようと夜勤専門で仕事を行う人もいます。特に特別な資格や研修の必要もなく行えるので、手軽に給与を上げることができます。
日勤のままで給与を上げるのなら、資格の取得が良いでしょう。無資格のままでも介護の仕事を続けることはできますが、キャリアパスは限られています。介護職員初任者研修、実務者研修などの資格を取得すれば、職場にもよりますが、月給だと約3万円近く増えます。いずれにしても、無資格で介護業界を生き残っていくのは難しいので、どこかのタイミングで資格は取るべきでしょう。長い期間同じ施設で働くということも、給与を上げる上では重要です。介護業界では人材離れを防ぐために、10年間働き続けた人材の賃金を上げる施策が行われています。他の条件が変わらずとも、1年目の職員と20年目の職員では、月給が10万円近く変わります。その他、給与アップを目指すコツを知りたい人は、ことちらの「いまより給与アップ!介護職で高給与を目指そう」をチェックしてみてはいかがでしょう。